定期点検の必要性

定期点検の必要性

自動火災報知設備の維持管理に関する防火管理者の役割

自動火災報知設備の維持管理に関する防火管理者の役割

自動火災報知設備をはじめ消防用設備等は、
いついかなるときに火災が発生しても確実に機能を発揮する必要があります。
そのためには定期点検を始め、適切に維持管理することが必要不可欠です。
防火管理者は、消防法第8条に基づき、建物の管理権原者から防火管理業務を行う担当者として選任された人のことで、 自動火災報知設備の維持管理は防火管理者の役割の1つです。

維持管理には次のようなことが挙げられます

  • 定期点検の立会い  ⇒ 消防法で定める定期点検に立会い、点検者が適正に点検をしていることを確認する必要があります。
  • 不具合事項の修繕  ⇒ 点検の結果発覚した不具合事項は速やかな修繕が必要です。
  • 定期交換部品の交換 ⇒ 電気部品は定期的な交換が必要です。
  • 更新計画の立案   ⇒ 設置後10~15年を経過すると更新が必要になります。

設置後10年を経過すると経年劣化により不具合事項の発生が多くなります。
この様な場合には更新をお勧めいたします。早期の更新が安全・安心につながります。




維持管理をしないとどうなるでしょうか・・・

維持管理をしないとどうなるでしょうか・・・

  1. 煙感知器が埃などで汚れてしまい、煙の検出ができず感知器が作動しない!
  2. 非常ベルの電線がネズミにかじられて切れてしまい、ベルが鳴らない!
  3. 落雷で回路が壊れてしまい、受信機が作動しない!

こんなことが起こらないよう維持管理は忘れずに!

こんなことが起こらないよう維持管理は忘れずに!

防火管理者が防火管理業務を怠っていた場合には管理権原者側に責任が生じます。(消防法第四十一条第二号)

詳しくはコチラ !!