書籍

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価格:550円 (税込)
A4版 32ページ
約140g

特徴

本書は、自動火災報知設備の維持管理上最も重要な非火災報対策についてまとめたものです。

(1) 表紙デザインは、第3版と同じ赤をベースとし、統一性をもたせた。

(2) カラー印刷とし、時代にあった印象とした。イラストを一新し、写真を積極的に活用し、わかりやすく表現した。

(3) 非火災報要因を時代にあった文言で、わかりやすく説明した。

もくじ

もくじ

1. 非火災報の実態とその要因
 1-1 非火災報とは
 1-2 非火災報の要因と注意点、対策
  1-2-1 人為的な要因と注意点、対策
(1)空調の風 (2)お風呂、シャワールームの湯気 (3)カセットコンロ等 (4)ホコリ (5)振動や接触 (6)建物の揺れ、ゆがみ (7)照明器具 (8)殺虫剤の散布 (9)電磁波 (10)使用用途の変更 (11)工事 (12)排気ガス
  1-2-2 自然環境による要因
   (1)雷 (2)台風等 (3)腐食性ガス、潮風
  1-2-3 機能構造上の要因
   (1)小さな虫 (2)太陽光
  1-2-4 維持管理上の要因
   (1)建物の劣化による雨水の浸入 (2)設備機器の劣化 (3)停電
2. 自動火災報知設備の概要
 2-1 設備の構成
 2-2 機器の構造と機能
  2-2-1 受信機
   (1)P型受信機 (2)R型受信機
  2-2-2 感知器
   (1)熱を感知するもの
    ①差動式スポット型感知器
    ②定温式スポット型感知器
    ③差動式分布型感知器
   (2)煙を感知するもの
    ①光電式スポット型感知器
    ②光電式分離型感知器
   (3)炎を感知するもの
    ①赤外線式/紫外線式スポット型感知器
  2-2-3 その他の機器
   (1)表示灯
   (2)ベル
   (3)発信機
3. 自動火災報知設備の作動時の対応
 3-1 受信機の音響が鳴動している
  3-1-1 火災警報のフロー
  3-1-2 火災ではないのに火災表示が出て音響が鳴っている
   (1)受信機での音響停止
   (2)作動要因の特定
   (3)作動した情報の記録
   (4)感知器の作動か確認
   (5)発信機の作動か確認
   (6)受信機の復旧操作
  3-1-3 音響は鳴っているが火災表示が出ていない
   (1)異常表示灯の点灯を確認
   (2)諸表示部のランプ点灯を確認
4. 非火災報発生の記録・保管
 4-1 非火災報発生記録表
5. 資料編
 5-1 防火管理者の役割
 5-2 定期点検
 5-3 機器の消耗や劣化
  5-3-1 機器の推奨更新期間
  5-3-2 予防保全と定期的な部品交換
 5-4 イオン化式感知器の廃棄と処理について
 5-5 二酸化炭素消火設備に対する注意について